篠笛楽譜(無料)84「カナリヤ(唄を忘れたカナリヤは)」童謡
篠笛で童謡を吹こう!ということで・・・。
今年に入ってからは、古いわらべうたや童謡などの、昔から伝わっている日本の曲の篠笛用楽譜をちょくちょく作成しています。
今回、篠笛用に楽譜を作成したのは、童謡「カナリヤ(唄を忘れたカナリヤは)」です。
篠笛で演奏してみると、かなり雰囲気が出る童謡の曲だと思うので、ぜひ練習してみてください。
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童謡「かなりあ(唄を忘れたカナリヤは)」
童謡「かなりや(唄を忘れたカナリヤは)」は、1918年(大正7年)に発表された童謡ですね。
レコード化になった童謡では、かなり初期の曲で、この曲以降、童謡に曲をつけて歌われるようになった、とも言われています。
当時の時代における最先端、といった感じだったんでしょうか。
正しくは「カナリヤ」なのか「かなりあ」なのか・・・。
いろいろな説があるみたいですが、原詩では「かなりあ」となっていて、曲がつけられて発表されたときは「かなりや」というタイトルになっていたみたいですね。
作曲は「浜辺の歌」の作曲でも知られる成田為三さん、作詞は「蘇州夜曲」など数々の作詞を担当している西条八十さんです。
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ただ、この「カナリヤ(唄を忘れたカナリヤは)」の詞って、童謡にしてはちょっと変わっているというか、ちょっとキツい感じなんですよねー。汗
例えば、1番の歌詞は、
唄を忘れたカナリヤは
後ろの山に捨てましょか
いえいえ それはなりませぬ
と、後ろの山に捨てる、という内容ですし、2番では小藪に埋める、3番ではムチでぶつ、など童謡にしては結構物騒な雰囲気の歌詞になっているんです。
なんか意外ですよね。。。
篠笛用楽譜「カナリヤ(唄を忘れたカナリヤは)」童謡
篠笛用の楽譜を作成してみました。
音程は篠笛の8本調子のキーで、五線譜におこしています。
メロディの音符の下に、その音に対応する運指=数字譜を書いておいたので、五線譜でも、数字譜でも、どっちでも使える楽譜にしました。
曲の難しさでいえば、そんなみ難しい曲ではないと思います。
まったくの篠笛初心者だとちょっとキビシイとかもしれませんが、とはいっても、初心者さんから初級者レベル曲になりますね。
メロディのリズムが乱れてしまわないように、まずは曲を覚えることからスタートすると良いと思います。
曲のメロディを覚えたら、それに対応する運指を覚える、と、スムーズに篠笛の練習に入れると思いますよ。
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