篠笛楽譜(無料)85「牧場の朝」みんなのうた・唱歌

「牧場の朝は、文部省唱歌としてだけでなく、ヨーグルトの商品名にもなっていて、広く知られている名前だと思います。

「牧場の朝」のヨーグルトって、雪印でしたっけ?それとも明治でしたっけ?

どっちだったか忘れてしまいましたが(笑)

文部省唱歌「牧場の朝」は、日本最初の国営牧場である福島県の岩瀬郡鏡石町の「岩瀬牧場」が曲のモデルになっているといわれています。

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広大な牧場の景色、自然ゆたかな風景をイメージしながら、篠笛の和の音色で「牧場の朝」を演奏するのも素敵だなー、と思い、篠笛用の楽譜を作成してみました。

文部省唱歌「牧場の朝」youtube音源

「牧場の朝」の作曲は、東京音楽学校の教授でもあった船橋栄吉さん。バリトン歌手もしていたらしいです。

JR東日本のいくつかの駅で、この「牧場の朝」のアレンジ曲をホームでの発車メロディとして使っている駅があるみたいです。

東京都の赤羽駅や埼玉の久喜駅などで聞けるみたいなので、近所の方は親しみがあって懐かしく感じる曲かもしれませんね。

この曲のモデルになった岩瀬牧場がある福島県岩瀬郡鏡石町では、「牧場の朝」を町歌?町のシンボルソングとしているとのことです。

で、どんな経緯があったのかはちょっとわかりませんが、この歌の歌碑は、兵庫県明石市に建てられているとか・・・。

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作詞は、文部省唱歌となっているので、ハッキリとした作詞家さんが明確になっているわけではないみたいなのですが、もしかしたら作詞家さんのゆかりの地だったりするのかもしれませんね。

篠笛用楽譜「牧場の朝」8本調子


篠笛用楽譜「牧場の朝」8本調子

ということで、文部省唱歌「牧場の朝」の篠笛用の楽譜を作成してみました。

今回作成した楽譜は、8本調子の篠笛向けの五線譜と、運指用の数字譜を合体させた譜面になっています。

これまでにいろいろと模索した結果、五線譜と数字譜、西洋と和を融合させた楽譜形式が一番使い勝手が良かったので、こういうスタイルにたどり着きました。

本来というか、伝統スタイルだと、篠笛の楽譜は数字譜になるのですが、数字譜が苦手だったり、五線譜を好む人も一定の割合いるみたいですし、

和曲だけでなく、今どきの現代曲、例えば、ポップス曲や洋楽、人気の高いジブリ曲などを篠笛で演奏しようとなると、五線譜の方が表記しやすかったりということもあるので、

五線譜と数字譜、最終的にはどちらの楽譜でも読めた方がいいので、篠笛教室の生徒さんに配る楽譜も、基本的には今回と同じように五線譜と数字譜の融合バージョンの譜面にしています。

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