篠笛楽譜(無料)②「さくらさくら」8本調子:初心者練習曲

「さくらさくら」は、篠笛の初心者向け練習曲の定番ですね。

情緒ある曲調で、とても和風な雰囲気があふれるメロディです。篠笛で演奏するにはもってこいの曲ですね。

運指(指づかい)もそんなに難しくはないので、初心者向けの練習曲としてもよく使われています。

「さくらさくら」の篠笛楽譜(無料)8本調子

「さくらさくら」の篠笛用の楽譜を作成したのでアップしておきます。

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ダウンロードするもよし、印刷するもよし。ご自由にどうぞ。

篠笛の楽譜って基本的に「数字譜」なのですが、正直言って見にくい。。。笑

ということで、五線譜の楽譜を作成しました。

篠笛は和楽器なので、「和楽器の楽譜を西洋音楽の五線譜で表すことはできない」という声もあるみたいですが、ま、その辺はまた別の話ということで。

私個人としては五線譜の楽譜の方が見やすい、ただそれだけの理由で、篠笛を演奏するときも五線譜の楽譜がメインになってます。

とはいっても、逆に「五線譜が読めない」という人もいると思うので、五線譜&数字譜のスタイルの楽譜にしておきました。

数字譜でも、五線譜でも、あなたの使いやすいようにこの「さくらさくら」の楽譜を使ってもらえればうれしいです。

篠笛を楽しんでもらえる人がひとりでも増えれば何よりです♪

五線譜としては8本調子の音階になっています。いわゆるドレミファソラシドですね。キーで言えば「C」です。

あなたの持っている篠笛が8本調子でも7本調子でも6本調子でも、数字譜としては同じ運指になります。音階が変わるだけですね。

「さくらさくら」は、7本調子で演奏するのが一番いい感じかと。


「さくらさくら」日本古謡【8本調子用(数字譜・五線譜)】

数字譜の表記でひとつだけ補足を。

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私が作成した楽譜では「0(ゼロ)」の音を「七♭」と表記してます。

「0」の音は、六と七の中間音。

西洋音階のドレミファソラシドでいえば、ラとシの間になるので「シ♭」の音ですね。

「さくらさくら」篠笛演奏動画

篠笛での「さくらさくら」の演奏動画を撮ろうと思ったのですが、まだ撮れてなくてすみません〜。汗

YouTubeでいい感じの動画があったので貼っておきますね。

この動画の篠笛は、多分「8本調子」ですね。「レレミ レレミ」で始まってます。

「さくらさくら」を篠笛で演奏するときのポイントは、

①七♭(0)の音をちゃんと押さえる
②最初の「さーくーらー」をやさしく
③低い呂音をしっかりと響かせる

ですね。

七♭(0)の音の運指は、左手の中指以外すべての孔をおさえます。少しでも隙間があいているときれいな七♭(0)の音が出ません。ちょっと強めに孔をおさえるつもりでちょうど良いかと。

最初の「さーくーらー、さーくーらー」は息継ぎをせずにひと息で吹きたいフレーズですね。特に最初の音の「2(レ)」の音は、息の量を加減してやさしめに音を出すように吹いてください。次の「3(ミ)」の音でしっかりと笛を響かせましょう。

この「さくらさくら」は、篠笛の初心者向けの練習曲の定番曲なので、挑戦される人も多いと思います。曲の中で、低い呂音と高い甲音が入れ混じっている点が少し難しいところですね。

まず最初は曲のメロディを覚え、運指(指使い)を暗記することです。

曲を吹けるようになってきたら、次は抑揚を意識してみましょう。同じ息の強さ&量で吹いていると、平坦な曲、単調なメロディになってしまいます。特に、呂音と甲音が混じる曲だと、呂音がぼやけやすいので、しっかりと芯のある呂音を意識して吹いてみてくださいね。

「さくらさくら」の運指動画

「さくらさくら」の運指動画は、絶賛準備中です。。。

お待たせしてすみません〜。汗

そのうち運指動画を撮ってアップしますので、しばらくお待ち下さいませ。

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