篠笛楽譜(無料)74「月(出た出た月が)」童謡・唱歌
童謡やわらべうた、文部省唱歌などの、古くからある日本の歌(曲)は、和楽器の音色に合わないわけがないんです!
篠笛は自然の素材である竹から作られている和楽器なので、日本の伝統曲や童謡にも、音色が本当に合うので、ぜひオススメです。
曲の難しさにおいても、童謡やわらべうた、文部省唱歌などは、ゆったりとしたメロディ、明快でシンプルな旋律の曲が多いので、簡単な曲が多いです。
そのため、まだ篠笛を始めたばかりの入門・初心者レベルの人にとっても、練習しやすい曲が多いです。
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ということで、今回は文部省唱歌の「月(出た出た月が)」を篠笛用楽譜におこしてみました。
童謡・唱歌「月(出た出た月が)」
出ーたー出ーたー
つーきーがー
「月」とっても懐かしい曲ですよね。
実は、歌い出しの歌詞がとても似ている曲がありまして、「月がー、出た出たー」という曲、聞いたことありますよね?
それは「炭坑節」ですので、お間違えなくー。
「月」の歌詞は次の通り。
—–
出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が
隠れた 雲に
黒い黒い 真っ黒い
墨(すみ)のような 雲に
また出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が
—–
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篠笛楽譜「月(出た出た月が)」
篠笛用楽譜「月(出た出た月が)」を作成しました。
音程は8本調子の篠笛での演奏を前提に五線譜にしています。
五線譜の音符の下に、篠笛の運指の数字譜を載せているので、五線譜でも数字譜でも、どちらのスタイルでも使ってもらえる楽譜にしています。
篠笛の楽譜というと、数字譜が基本ではありますが、西洋音楽の五線譜の楽譜の方が慣れ親しんでいる人も多く、「数字譜だと読みにくい」という人もいるみたいです。
ま、そういう私自身も、数字譜より五線譜派だったりします。笑
「月(出た出た月が)」は、低い呂音と高い甲音を、行ったり来たりするので、篠笛を吹く息の強さだったり、息の量だったり、出す音にあわせて上手にコントロールする意識が大切ですね。
あと、歌詞でいうと「まあるい、まあるい、まんまるい」の部分は、メロディ位のリズムが崩れないように気をつけてください。
基本的には、ゆっくりと落ち着いたテンポで演奏する方が、曲自体の雰囲気にマッチすると思います。
しっかり息を吸って、ゆっくりとした早さで、伸ばす音はしっかりと伸ばす、等を意識しながら練習してみてくださいね。
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