篠笛楽譜(無料)67「矢切の渡し」ちあきなおみ
篠笛の音色と演歌って、本当にめちゃくちゃ相性が良くて合いますよねー。
自分で演奏している時も気持ちよくなってきます♪
で、2、3ヶ月前に、篠笛教室の男性の生徒さん(年齢は60代〜70代かな)から、ちあきなおみさんの「矢切の渡し」を吹きたい、と依頼があったので、篠笛用の楽譜におこしてみました。
youtube動画:演歌「矢切の渡し」ちあきなおみ
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「矢切の渡し」といえば、ちあきなおみさんの曲を思い浮かべる人と、細川たかしさんの曲をイメージする人の2つに分かれるみたいですね。
というのも、まず最初に歌っていたのは、ちあきなおみさんで、1976年の「酒場川」のB面で発表されたのがはじめみたいです。
で、その後、梅沢富美男さんの舞踊の演目に使われたり、テレビドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」の挿入歌になったりと、だんだんと人気が出てきて、1982年にシングルカットされました。
その後、細川たかしさん、瀬川瑛子さん、中条きよしさんなど、そうそうたる歌手の方など競作でリリースされて、その中でも一番ヒットしたのが細川たかしさんだった、という背景があります。
なので、「矢切の渡し」というと、ちあきなみさんの曲、いやいや、細川たかしさんの曲でしょ、という風にいろいろな声があるみたいですね!
しかし、この時代の歌手の方は、本当に歌が上手ですよねー。
尺八演奏動画「矢切の渡し」
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「矢切の渡し」を篠笛で演奏している動画や音源がないかなー、とyoutubeで探してみましたが、残念ながら見つけられませんでした(汗)
その代わりといってはなんですが、同じ話楽器の「尺八」で「矢切の渡し」の演奏動画をアップされているのを見つけたので、ここでシェアしておきますね。
篠笛と尺八、横笛と縦という点では違いますが、「竹」という点では同じ和楽器ですよねー。
そういえば、製管師さんの中には、3本調子とかの篠笛を制作する際に、「尺八のような音色」をイメージして作成される方もいるみたいです。
篠笛で「矢切の渡し」を演奏するときに、尺八での演奏音源はかなり参考になるんじゃないかな、と思います。
篠笛用楽譜「矢切の渡し」8本調子
今回篠笛用の譜面におこした「矢切の渡し」は、8本調子で演奏する際の音程にあわせています。
なので、ドレミで言うと、最初は「ドドド〜」で始まりますね。
ちなみに、7本調子だと8本調子の半音下げなので、同じ指づかいで吹くと「シシシ〜」の音程になります。
6本調子だとさらにその半音下げなので、「シ♭シ♭シ♭〜」のメロディになりますね。
篠笛を一人で演奏する際は、自分の好きな調子で演奏すればいいので、音階&音程を特に気にする必要はないです。
ただ、カラオケ音源や他の楽器の伴奏などと一緒に篠笛を吹くときは、他の楽器の音程に合わせる必要があるので、調子を持ち変える必要が出てきます。
ま、とりあえずのところは、今自分の手元にある調子の篠笛で練習すればいい、という感じに気楽に考えればいいかなー、と思います。
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