篠笛楽譜(無料)81「春の小川」童謡・文部省唱歌
4月です!
春ですねー。
春の歌・童謡といえば「はーるの おーがーわーは さーらさーらーいくよー」の歌い出しの「春の小川」が有名な曲ですね。
私も、小学校の音楽の授業とかで歌った経験があります。
少し調べてみてわかったことですが、もうかれこれ100年以上も小学校で教えられている曲なんですね!
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老若男女みんなが知っている有名な童謡or唱歌のひとつですねー。
童謡・唱歌は、篠笛で演奏するのにとても雰囲気が合う曲なので、「春の小川」の篠笛用楽譜を作成してみました。
youtube音源「春の小川」文部省唱歌・童謡
「春の小川」は、文部省唱歌のひとつで、作曲は岡野貞一さん、作詞は高野辰之さん、が担当した、といわれているそうです。
「いわれているそう」ということは、はっきりとわかっていないみたいで、「〜という説がある」という風にウィキペディアにも載っていました。
「春の小川」が発表されたのが1912年らしいので、もう100年以上昔の曲になるわけですから、いろいろと記録が曖昧だったりするのも仕方ないかもしれませんね。
この「春の小川」の歌詞に登場する小川は、作詞家の高野辰之さんが住んでいた近くの河骨川が題材になっているのではないか、という話です。
河骨川は、現在でいうと渋谷区代々木らへんを流れていた川で、宇田川の上流にあたることから、渋谷のNHKホールの近くに「春の小川」の歌碑が建てられています。
今も残って流れている川を題材に描かれた歌詞なんだなと思うと、なんだかより情緒深く感じてきますね。
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篠笛楽譜「春の小川」8本調子
篠笛用に文部省唱歌「春の小川」の楽譜を作成してみました。
レベル的には、初心者の練習曲としてちょうど良い難易度ですね。
特に、メロディが一定のリズム(四分音符)で刻まれているので、リズムを保って吹く練習にぴったりです。
速くなりすぎず、それでいて遅くもなりすぎず、一定のリズムをキープしながら、指を動かして篠笛を吹く。
この曲「春の小川」を練習して吹けるようになってくると、基本的なスキルがかなり上達すると思いますよ。
今回篠笛用に作成した楽譜は、指づかいの数字譜とあわせて、8本調子の音程の五線譜も一緒に載せています。
数字譜が苦手で五線譜がいい!という人の割合も結構高いみたいなので、数字譜でも、五線譜でも、どちらでも好きなスタイルで使えるように、と思って楽譜におこしてみました。
そういう私自身、数字譜よりも五線譜派なんですよねー。
いつまでたっても、数字譜が馴染まない・・・。苦笑
歌詞が変化してきている?「春の小川」
今回、いろいろリサーチして初めて知ったことですが、「春の小川」の歌詞って、時代によって少しずつ変化してきているんですね。
現代の私たちが知っているのは次の歌詞だと思います。
—–
春の小川は さらさら行くよ
岸のすみれや れんげの花に
すがたやさしく 色うつくしく
咲けよ咲けよと ささやきながら
春の小川は さらさら行くよ
えびやめだかや 小ぶなのむれに
今日も一日 ひなたでおよぎ
遊べ遊べと ささやきながら
—–
他にも少しずつ違う歌詞が2パターンあるらしいので興味がある人は調べてみてください。
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