篠笛楽譜(無料)47「アニーローリー/Annie Laurie」8本調子
スコットランド民謡の「アニーローリー/ Annie Laurie」も篠笛と結構相性が良い海外曲です。
JR西日本やJR東日本、近鉄や京都バスなどの交通機関のメロディとしても「アニーローリー / Annie Laurie」が使われていたりもするので、懐かしいイメージを抱く人も多いかもしれませんね。
他にも、福岡県や滋賀県の中学校や高校などのチャイムの音としても「アニーローリー」が使用されているそうです。
スコットランド民謡と日本音楽は似ている?
私たち日本人とスコットランド民謡は、いろいろつながりが深いような気がしますね。
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閉店の曲でおなじみの「蛍の光」も、原曲はスコットランド民謡の「Auld Lang Syne」です。
この「Auld Lang Syne」はスコットランドでは超有名な曲で、準国家といわれるほどだ有名な曲とのこと。
実は、スコットランド民謡と日本の伝統的な音階は、大きな共通点があるので、とてもよく似ているそうです。
そのため、私たち日本人はスコットランド民謡を自然と好む傾向にあるのかもしれません。
音階でいうと、4番目と7番目がない五つの音からなる音階、という点が、スコットランド民謡と日本古来の音階は共通しています。
ドレミファソラシドでいうと、ファとシを抜いた音階ですね。4と7を抜くので「ヨナ抜き」と呼ばれたりします。
なので、篠笛とスコットランド民謡はとても合うわけですね。
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演奏動画「アニーローリー / Annie Laurie」スコットランド民謡
篠笛の演奏動画がないものか、探してみたのですが、見つけられなかったので、フルートの演奏ですが、「アニーローリー / Annie Laurie」スコットランド民謡の音源を貼っておきます。
日本とは遠く離れたスコットランドの民謡ですが、「蛍の光」と同じように、どこか懐かしいメロディーな感じがしますね。
これも、ヨナ抜き音階が、スコットランド民謡と日本の伝統音楽で同じだから、どこか雰囲気が似る理由なのかもしれませんね。
「アニーローリー / Annie Laurie」篠笛用楽譜:8本調子
ということで、スコットランド民謡の「アニーローリー / Annie Laurie」の篠笛用の楽譜を作成しました。
篠笛の8本調子で演奏することをベースに考えて、譜面を作成しています。
ゆっくりな曲で、複雑な旋律もないので、そんなに難しい曲ではないと思います。
呂音の一の音から、一気に甲音の1の音へと上がるフレーズがあるので、音を探り探り出すのではなく、スムーズに低い音から高い音へと上がれるように、上手く息づかいをコントロールすることを意識して練習してみてくださいね。
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