篠笛でのビブラートのかけ方、練習方法について
こんにちは。
最近、食べ物が美味しくて、ついついいつもより食べ過ぎてしまいます。春だから、ということにしておきましょうか。笑
お肉も、野菜も、果物も、お米も、パンも、どれもこれも美味しいです。
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やばいです、このまま食べてばかりだと確実に太ってしまいます。
食事制限をするとストレスがたまって精神的によくないので、運動量を増やして健康を維持したいと思います。
とりあえず、朝のランニングから始めようかな〜。
今回は、篠笛の奏法とビブラートについて、少し掘り下げてみたいと思います。
篠笛の奏法にビブラートはない?
篠笛とビブラート奏法、このテーマの話は、古典的な流れを汲んでいる篠笛奏者さんやお師匠さんの間では、タブー=禁句の話かもしれませんね。
もし、あなたが近くの篠笛教室に通っていたり、お師匠さんに篠笛を教えてもらっているのであれば、場合によってはデリケートな話になる可能性があるので気をつけてくださいね。
というのも「篠笛の奏法にビブラートはない」とか「篠笛を吹く時にビブラートをしてはダメ」と考えている篠笛関係者の人もいるからです。
ビブラート奏法は、音を伸ばす時にウワンウワンと上下に震わせる奏法ですよね。
日本語においても、ビブラートとカタカタ(英語?)で表現されていることからもわかるように、西洋音楽の要素が強い奏法です。極端に言えば、西洋音楽の奏法と位置付けられますね。
で、東洋音楽である日本、古典音楽、篠笛の歴史では「ビブラート奏法は存在しない」というのが定説のようです。
そうしたことからも、篠笛の奏法にビブラートはない、篠笛でビブラートをかけるのはダメ、と言われているみたいです。
和楽器つながりでいえば、篠笛とよく似ている和楽器に尺八
がありますが、尺八の吹き方・奏法においても、息を震わせるビブラートではなく、首を振って音に強弱をつけるユリ(?)という技術がありますね。
首振り3年コロ8年、という言葉があるように、尺八の首振りの技術の習得は数年間かかる行動な演奏スキルみたいです。ちなみに「コロ」の意味は、コロコロという奏法で、これはさらに難しい技術です。
話が少しそれてしまいましたが、本題の「篠笛とビブラート」について、「篠笛を吹く時にビブラートかけたらダメなの?」と思われる人もいるかもしれませんが、私個人としては「別にビブラートかけても良いじゃん」と考えています。
篠笛の演奏でビブラートをかけても良いじゃん
古典的には、歴史的には、篠笛の吹き方にビブラートはない、という話ですが、私は「別にビブラートかけても良いんじゃね?」と思っています。
篠笛の古典的な歴史的な文化を継承していこう・大切にしていこう、という思想をお持ちの方々から怒られるかもしれませんが・・・汗
それとこれは、また別の話かなー、と。
決して、過去の歴史や偉大なる先人の方々を軽んじるわけではありませんよ。
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篠笛という素晴らしい和楽器を、現代に、そしてこの先未来に残していくためにも、もっと篠笛人口を増やして篠笛業界を盛り上げていくためにも、新しいモノを柔軟に取り入れながらより良くしていくことが大切だと私は考えています。
ま、少しカタイ表現になっちゃいましたが、つまりは「良いじゃん、篠笛でビブラートかけても。カッコよければ良いじゃん」って感じです。
あとは、奏法の使い分けかな、とも思っています。
和楽器としての篠笛、古典的な曲を演奏するのであれば、ビブラート奏法は合わないでしょうが、現代音楽の曲、例えばジブリやポップスなどの邦楽から洋楽など、今流行の曲を篠笛で演奏するのであれば、むしろビブラートをかける方が曲に合う表現になりますよね。
単に、ビブラートをかけてはダメ、という一辺倒な姿勢ではなく、曲によって時と場合によって使い分けよう、というのが私の基本方針です。
別にこの方針が正しい、と言うつもりもありませんが、何かの参考にしてもらえればうれしいです。
【参考】フルートでのビブラートのかけ方
では、実際に篠笛でビブラートをかけたい、どう吹けばいいのか、について。
篠笛でのビブラートのかけ方については、フルートでのビブラートのかけ方・練習方法がとても参考になると思いますので、紹介しておきますね。
こちらの「島村楽器・フルート教室」さんのYoutube動画が、ビブラートのかけ方についてとても丁寧に分かりやすく説明してくれているので、篠笛でビブラートをかけたいかたは、ぜひ参考にしてみてください。
フルートも篠笛も、基本的には同じ「エアリード」の楽器なので、ビブラートのかけ方・練習方法も同じです。
篠笛ならではの奏法「指打ち」を練習しよう
ちなみに、古典的な歴史的な篠笛にはビブラートがない、みたいですが、その代わり?の吹き方として「指打ち」があります。
指打ちはあの「ピロピロピロー」という音、いわゆる篠笛らしさの奏法ともいえますね。
音を伸ばす時に、指孔を素早くトントントントンと繰り返し叩くことで「ピロピロー」という音が出せます。
この時のポイント=コツは「素早く」です。指孔をトントントンと叩くスピードが遅いと「ターラーターラー」みたいな音になってしまい、篠笛らしさのピロピロ音になりません。
まずは、一番素早く動かせそうな指(人差し指・中指)から指打ちの練習をしてみてください。
繰り返しになりますが、指打ちをするときのポイントは「素早く」です。
篠笛でのビブラートのかけ方、練習方法についてのまとめ
ということで、今回は「篠笛とビブラート奏法」について少し掘り下げてブログ記事を書いてみました。
篠笛の音が鳴るようになって、簡単な曲からだんだんと難しい曲にチャレンジするようになってくると、ビブラートをかけたい、と思う人も増えてくると思います。
この記事が、篠笛でのビブラートのかけ方・練習方法について悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
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