篠笛楽譜(無料)80「ふじの山」文部省唱歌・童謡
日本で一番高い山「富士山」を歌った童謡である「ふじの山」もなかなか歴史のある曲ですよねー。
そのまま「ふじさん」と言われることもあります。
日本の楽器=和楽器である篠笛で演奏するなら、日本一の山「ふじの山」を吹くというのも、なかなかシャレた感じじゃないですかー。
「ふじの山」は日本の歌百選にも選ばれ、日本伝統の曲、次世代にも伝承すべき曲とも言えますよね。
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ということで、今回は、和楽器の篠笛用の「ふじの山」の楽譜を作成しました。
音源動画youtube「ふじの山」文部省唱歌
「ふじの山」は童謡or文部省唱歌、どっちが正しいんだ?
どっちも正しいのかな?笑
作曲されたのは1911年の明治44年と明治時代末期と、もう100年以上も昔に作られた曲です。
ただ、誰が作曲したのかは、よくわかっていないそうです。
「富士」ということもあって、富士急行線の河口湖駅の発車メロディに使われたり、富士山駅でもしようされているみたいです。
また、もうメロディが変わってしまったみたいですが、静岡県内の横断歩道のチャイムにも使用されていたり、富士急ハイランドでも使用されたりと、なかなか幅広いジャンル&用とで「ふじの山」が使われてたりします。
篠笛でも、施設演奏などの際にこの「ふじの山」を演奏すると喜ばれることも多いですねー。
篠笛:楽譜「ふじの山」8本調子
ということで、童謡「ふじの山」の8本調子用の篠笛用楽譜です。
一応8本調子用となっていますが、数字譜も載せておいたので、7本調子でも6本調子でも大丈夫です。
ただ、7本調子の場合は8本調子よりも半音低くなり、6本調子はさらに半音ひくくなります。
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五線譜だと転調?することになるので、楽譜表記の音程も変わっていますが、篠笛の楽譜「数字譜」は指づかい=運指は同じで音程だけが変わるので、楽譜としては便利な点もありますね。
一度、指づかい=運指を覚えてマスターしてしまえば、どんな音程、キーで演奏したいかによって、持つ篠笛の調子を変えればいいので、楽チンといえば楽チンですね。
ただ、篠笛の本数が増えてしまう、というのがデメリットではありますが・・・。
ま、その辺もいわゆる「篠笛らしさ」ということですよねー。
今現在、一番流通している篠笛の調子は、7本調子か8本調子だと思います。
7本調子と8本調子なら、竹製ではなく、プラスチック製の篠笛も何種類か販売されていて、値段も2000円程度と安く、初心者の人も始めやすいです。
古典曲が吹きたい
アニソンが吹きたい
ジブリ曲が吹きたい
演歌が吹きたい
など、人によってどんな曲を篠笛で吹きたいかは様々だと思いますが、難易度から考えると、童謡や唱歌は短い曲が多く、簡単なメロディである傾向があるので、入門曲として練習しやすいと思います。
私の篠笛教室でも、まず最初は音出しの練習、次に簡単な童謡などの曲練習からスタートしています。
で、少し吹けるようになってきてから、自分の吹きたい曲を練習してもらう、というのがいつものパターンです。
やっぱり「自分が吹きたい曲」を練習するのが一番練習量が多くなって、上達も早くなりますよね。
たいして吹きたくもない曲を練習するのは苦行です。。。苦笑
これからも「篠笛って楽しいんだ!」「篠笛って自由なんだ!」と思ってもらえるような篠笛教室を目指し、ひとりでも多くの人に篠笛に興味を持ってもらいたいなーと思います。
みんなで一緒に、篠笛人口を増やしましょう!
歌詞「ふじの山」文部省唱歌
(1)
あたまを雲の 上に出し
四方の山を 見おろして
かみなりさまを 下に聞く
富士は日本一の山
(2)
青空高く そびえ立ち
からだに雪の 着物着て
霞のすそを 遠く曳く
富士は日本一の山
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