篠笛楽譜(無料)79「夕焼け小焼け」童謡(ゆうやけこやけで ひがくれて)
童謡の「夕焼け小焼け」って、「赤とんぼ」とごっちゃになってよく勘違いされやすい曲ですよね。
という私自身が、「え?これって夕焼け小焼けだっけ?赤とんぼだっけ?」とこんがらがっていた時期がありました。苦笑
童謡「夕焼け小焼け」の歌詞は、「ゆうやけこやけで ひがくれてー」の歌い出しです。
で、童謡「赤とんぼ」の歌詞は、「ゆうやけこやけの あかとんぼー」です。
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私は頭の中ごちゃごちゃになってしまっていた時期がありましたが!
みなさんはこれで大丈夫ですね。笑
童謡って、懐かし感じがして、また暖かい感じがして、さらにはどこか寂しげだったり、泣けるような雰囲気も持っていたり、と不思議な曲だなーとしみじみ思います。
その、懐かしい感じや、寂しげな感じ、心癒される童謡が持つ雰囲気と、篠笛の音色がちょうど良い感じに合うわけですね。
で、今回は「ゆうやけこやけで ひがくれてー」の歌詞の童謡「夕焼け小焼け」を篠笛用に譜面におこしてみました。
童謡「夕焼け小焼け」音源動画
童謡「夕焼け小焼け」の曲が誕生したのは、今から100年前、大正8年に、中村雨紅さんが詩を作り、その後に草川信さんが作曲された、とのことです。
実は、関東大震災のときに、「夕焼け小焼け」が入った楽譜集がほとんど焼けてなくなってしまったそうです。
しかし、わずかに残った13部を元にして「夕焼け小焼け」の曲が再現?されて、現在では誰もが知っている有名な童謡になった、という背景があるんですね。
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そういえば、夕方の5時や6時頃になったら「かえりましょー」の曲として流れる地域もありますよね!
私の子供の頃にも夕方になると「夕焼け小焼け」が流れていて、「あ、そろそろ家に帰る時間かー」と思っていた記憶があります。
篠笛:楽譜「夕焼け小焼け」
篠笛用に「夕焼け小焼け」の楽譜を作ってみたので、ぜひ吹いてみてくださいね。
テンポは速くないので、初心者の人には指打ちの練習にちょうど良い難しさだと思います。
ドレミだと「ドレミソラドレ」、篠笛の数字譜で「一二三五六12」の音符が登場するので、運指の練習にもなっていいですね。
曲のテンポが乱れないように、一定のリズムで演奏することを意識して練習してみてください。
あとは、息つぎの場所がポイントかな、と思います。
1フレーズを一息で吹く方がメロディはきれいに聞こえますが、曲のテンポがゆっくりになればなるほど、息がもたなくなる可能性がでてきます。
そういうときは、1フレーズのちょうど真ん中で息を吸って息継ぎをしてください。
なにより、曲を吹き始める前に、たっぷりと息を吸ってから篠笛での演奏に入ることが大切ですね。
歌詞「夕焼け小焼け」
(1)
夕やけこやけで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
お手々つないで みなかえろ
からすといっしょに かえりましょ
(2)
子供がかえった あとからは
まあるい大きな お月さま
小鳥が夢を 見るころは
空にはきらきら 金の星
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