尺八プラスチック製「悠」をAmazonで購入してみた件
ということで、買っちゃいましたー。
プラスチック樹脂製の尺八「悠」。
代表的な和楽器といえば、「三味線」「箏(琴)」「尺八」「和太鼓」「篠笛」などなどという感じかなー、と。
ただ、和楽器って、どれもお値段がそこそこ高級な金額なのが多くて、「和楽器を習いたいなー♪」という初心者さんが、気軽に購入して始めれる「お安い値段」ってあんまりないんですよね。汗
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三味線も、お箏も、尺八も、どの和楽器でも、最低価格が10万円くらい〜とかで、初心者にはなかなか手が出しにくい、というのが、和楽器業界の一般的なイメージですよね。
和太鼓とか、1台30万円とか50万円とか普通にしますし、高級なものになると1台100万円超えもゴロゴロ。
ま、和楽器って材質(材料)が自然の木や竹で作られてるから、木や竹が育つには何十年もかかるので、材料費がかかってしまう、といえばそれまでなんですが。。。
そんな中でも、篠笛は初心者用としてお財布に優しい「プラスチック製」の篠笛が販売されてますし、尺八でも「プラスチック樹脂製」の初心者向け尺八が販売されてるのは、うれしいですよねー。
で、今回は、そのプラスチック樹脂製の尺八「悠」をAmazonでポチッと購入したので、いろいろレビューしたいと思います。
「尺八を習いたいなー」「尺八を始めようかなー」と、これから初心者用の尺八の購入を考えている人の参考になればうれしいです。
プラスチック樹脂製の尺八「悠」をAmazonで買ってみた
で、今回、「悠(プラスチック樹脂製:)尺八」をポチッとAmazonで購入しました。
コレですね。
↓
販売店は「民族楽器コイズミ」さんです。確か京都にあるショップですよね。
民族楽器コイズミさんは、アフリカ民族楽器のジェンベとか、ディジュリドゥ、インドのシタール、タブラなど、世界各地の民族楽器がところ狭しと置かれてるお店です。
実店舗にも何度か行ったことがあります。
で、私、Amazonプライム会員に入っているので「お急ぎ便」が無料でした。
「早く届けて欲しいー!」という買い物のときには、本当うれしいですね。
で、Amazonでポチった翌日、早速配達されました!
さすが「お急ぎ便」早いっ!
荷物が届いてすぐの写真がコレ。
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箱のサイズがわかりやすいように、以前に使ってたAndroidを比較になるかなーと思い、箱の上に置いてみました。
早速、箱を開封していきますー。
中はこんな感じで梱包されてました。
↓
「尺八 悠」と書いてある白い箱が入ってました。
Amazonのいつもの梱包ビニールを破いて、白い箱を開けると、こんな感じ。
↓
中身はプチプチで巻かれてました。
楽器の梱包の際、プチプチは定番ですよね。
で、プチプチの中はこんな感じ。
↓
白い紙で、尺八の上下2本がそれぞれ巻かれてます。
尺八は1本モノと、真ん中で上下にはずれる中継ぎのモノがありますが、こんかい購入した「悠(プラスチック樹脂製)」は、中継ぎタイプで2つに分割できる尺八です。
尺八の長さは、その名称の由来の通り「一尺八寸(約54.5cm)」なので、持ち運びには結構長いんですよね。
中継ぎタイプは、長さが半分になって持ち運びに便利です。
で、白い包み紙をカサカサと音を立てながらめくると、こんな感じ。
↓
プラスチック樹脂製の尺八「悠」とのご対面です。
息を吹き込む歌口(唄口)には、黒いキャップがついてます。
↓
分割されてる上下2本をつなげた画像がこれ。
↓
ちゃんと「尺八」の姿形です(当たり前ですね。笑)
「検査証」が巻いてありました。
↓
■完全調律尺八「悠(ゆう)」は科学技術と職人芸の長所を最大限に活かして作られた、高度な音楽性をもつプラスチック尺八です。
■唄口は都山流、琴古流共用となっております。
このプラスチック尺八の「悠」は、名器の尺八の「型」をとって、その型をベースにして作られているので、なかなか良質なクオリティとのことです。
プラスチック樹脂製の尺八「悠」の唄口は、都山流・琴古流のどちらでも使える共用タイプになってる、とのことなので、どっちの流派の尺八教室で習っていても使えてありがたいですね。
サイズ(寸法・長さ)について
プラスチック製の尺八「悠」のサイズ(寸歩・長さ)について。
今回Amazonで購入したプラスチック樹脂製の尺八「悠」の寸法は、「一尺八寸」です。
一尺の長さは、約30.3cm。
一寸の長さは約3cmなので、八寸だと約24.2cm。
足し算して合計すると、一尺八寸サイズの尺八の長さ(寸法)は「約54.5cm」となります。
で、実際の長さはどうなのかなー、と思い、プラスチック製の尺八「悠」をメジャーで測ってみました。
素人採寸ですが、54.5cmから55cmの間くらいの長さみたいですね。
当たり前ですが、ちゃんと「一尺八寸」の長さです。
中継ぎ位置で上下2つに分割したときは、約28cmくらいの長さになります。ちょっとだけ上管の方が長めの位置で分割されてるみたいですね。
尺八用ソフトケースや袋はついてる?
今回、Amazonで衝動買い(笑)したプラスチック製の尺八「悠(ゆう)」には、尺八用のソフトケースor袋が付属品としてついているの?
と気になる人もいるかもしれませんが、残念ながらソフトケースや尺八用の袋は付いてませんでした。
楽天市場だと、同じプラスチック製の尺八「悠」が、入門セットとして
・ソフトケース
・露通し(つゆきり)
・グリス
が付属品として付いてくるショップもあるみたいですよ。
Amazonよりもちょっと値段が高いみたいですが。。。
こんな感じですね。
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他にも「教則DVD」がセット内容に含まれるショップもありました。
↓
今回の私の場合は「とにかく一番安い値段で尺八購入したい」だったので、何も付属品がつかないAmazonの最安値ショップで購入しました。
「尺八用の収納袋」は、家に余っていた布で自作してみました。
我ながらなかなかの出来栄えです。笑
プラスチック製の音色はどんな感じ?
今回、私が買ったプラスチック樹脂製の尺八「悠」は、基準音は「D」で調律されている、とのことです。
おそらく「型」に樹脂を流し込んで作成していると思うので、モノによるばらつきはほとんどないと思います。
「型」から作成されると、品質が安定するというメリットもありますね。
プラスチック尺八の音色が気になるところですが、Youtubeで竹製の高級尺八とプラスチック製尺八:悠の音色を比較する動画をみつけたので、参考に貼っておきます。
プラスチック製の「悠」と塩ビ管(水道管)の尺八、比較してみてどっちが良い?
材質が「竹」ではない、という点では、プラスチック製尺八も、塩ビ管(水道管)で作成した尺八も同じですね。
私も、初めて尺八の体験教室にいったとき、水道管で使われる塩ビ管(たぶんホームセンターで売ってる)で作った「なんちゃって尺八」で吹いた経験があります。
こんな感じのモノでした。
↓
値段の点では、塩ビ管の方がかなり安く作れると思います。
ただ、調律や音色の点では、プラスチック樹脂製の悠の方が全然良いですね。
あと見た目ですが、近くでみると「プラスチック製」とわかりますが、ちょっと離れてみれば、樹脂製か、竹製か、ってほとんど気づかないレベルです。
あとは自己満足の問題かなー。笑
プラスチックの見た目が気になるのであれば、ペイントすれば良いんじゃないかな、と思います。(多分そのうち私も何かの塗料で塗るかもしれません笑)
「悠(プラスチック樹脂製尺八)」の特徴は?
私なりに感じた「悠(プラスチック樹脂製尺八)」の特徴をまとめてみました。
・長さは約54.5cm〜55cm(一尺八寸サイズ)
・上下2つに分割できる中継ぎタイプ
・元となる「型」は名器の尺八という話
・基準音「D」
・音色は予想以上に良い感じ
・竹製と比べるとちょっと重い(約400g)
・近くで見るとやっぱりプラスチック樹脂
・プラスチックなので手入れが楽
・気軽に水で洗えて清潔
・竹製のように割れる心配がない
・値段も安いので初心者用に最適
まとめ「尺八:悠(プラスチック製)」
ということで、プラスチック樹脂製の尺八「悠(ゆう)」をAmazonでポチッと購入してみたので、レビューをまとめてみました。
これから尺八を始めようと思っている人や、「プラスチック製の尺八ってどうなの?」と購入を迷っている人の参考になればと思います。
初心者の練習方法などに関して、私の実体験を踏まえながら、また別の記事で書こうと思いますね。
これから私も頑張って尺八を練習していきますー♪
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