篠笛楽譜(無料)29「靴が鳴る」童謡・唱歌|8本調子

篠笛初心者の生徒さんの場合、最初のうちは童謡の曲から中心に練習してもらうことが多いです。

「お〜て〜て〜♪ つ〜な〜いで〜♪ の〜み〜ち〜を ゆ〜け〜ば〜♪」

のフレーズで有名な童謡「靴が鳴る」も、初心者練習曲におすすめできる曲です。

演奏動画「靴が鳴る」童謡・唱歌

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オカリナ奏者の宗次郎さんによる「靴が鳴る」の演奏音源です。篠笛の演奏ではないのですが、参考になると思うので貼っておきます。

日本の名曲の決定版「日本のうた こころのうた」での演奏音源みたいですね。

オカリナと篠笛は別の楽器ですが、透き通った音色やナチュラルなサウンドなどの点では、似ているところも多い楽器だと個人的には思います。

大きく違うのは、オカリナではタンギングを使うのに対して、篠笛ではタンギングではなく指打ちの奏法で演奏するところですね。

篠笛を篠笛らしく演奏するのであれば、指打ちを使ってメロディを奏でましょう。

とはいえ、篠笛を西洋楽器の奏法で演奏するのであればタンギングを使って演奏するのも、篠笛の可能性を広げていくことにつながるので素敵なことだと思います。

「篠笛ではタンギングはダメ」という声も多いのですが、私個人的には、様々な演奏パターンがあってもいいと思ってます。

いろいろチャレンジしてみてくださいね。

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楽譜:篠笛用「靴が鳴る」8本調子


「靴が鳴る」篠笛用楽譜:8本調子

篠笛初心者の練習曲向けに「靴が鳴る」の楽譜を作成しておいたので、シェアしておきますね。

この楽譜は、8本調子の篠笛用の楽譜として作成してます。

8本調子はキーでいうと「C」、いわゆる「ドレミファソラシド」にあたります。

この楽譜の音程よりも半音下げると7本調子、さらに半音下げると6本調子になりますね。

童謡「靴が鳴る」の曲は、指打ちの回数もそれなりに多く出てくるので、指打ちの練習曲としても使えると思います。

曲全体として、基本的に低い音「呂音(りょおん)」がほとんどですが、少しだけ高い音「甲音(こうおん)」が出てきます。

呂音は笛を吹くというイメージよりも、筒をしっかりと響かせるようなイメージで演奏するといいと思います。

五線譜と数字譜のどっちでも使えるように、音符の下に歌詞と数字譜も書いてますので、好きなように使ってくださいね。

運指練習用のレッスン動画

初心者の人の場合、「運指が覚えられない」と悩むケースも少なくないみたいです。

紙の楽譜を見るよりも、実際に指が動いている様子を見た方が分かりやすい、という人もいるので、運指レッスン動画を作成していこう、と予定しています。

動画完成までもうしばらくお待ち願います〜。

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