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感情、行動、対人関係が不安定な境界性パーソナリティ障害の症状について

感情、行動、対人関係が不安定な境界性パーソナリティ障害の症状について

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感情、行動、対人関係が不安定な境界性パーソナリティ障害の症状について

境界性人格障害/境界性パーソナリティ障害の主な特徴としては、感情が不安定、行動が激しい、対人関係/人間関係がうまくいかない、という3つの点です。

また、境界性人格障害/境界性パーソナリティ障害の場合、本人だけでなく、まわりの人(家族や恋人、友達、職場の同僚)も苦しみ、問題が大きくなってしまう傾向があります。

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感情が不安定、激しい行動の境界性パーソナリティ障害の症状

パーソナリティ障害の中でも患者数が多いとされる境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害は、症状の現れ方は様々な形がありますが、感情がぶれやすく不安定、まわりの人がビックリするほど激しい行動がみられるのが主な特徴です。

急に怒り出したり、リストカットなど自分の体の一部を傷つける危険な行動をしたり、境界性パーソナリティ障害の人の感情と行動の激しさに、家族や友人、恋人、職場の人は動揺されたり、振り回されてしまったりすることも少なくありません。

対人関係も問題が多い境界性パーソナリティ障害

不安定な感情、激しい行動のせいで、境界性パーソナリティ障害の人は対人関係でも問題が多く不安定になる傾向が多いのです。

人間関係がうまく築けないのは、境界性パーソナリティ障害の人の偏見や思い込みが強いことが原因のひとつです。

相手のことを心から信頼したかと思えば、急に態度を変えて罵倒したり悪口を言ったりと、反応が極端に変化してぶれるのも特徴的です。

ですが、境界性パーソナリティ障害の本人には自分が病気だという自覚がない場合が多く、相手が悪い、まわりの人が悪いから自分がつらい思いをしている、と自分のことを被害者だと思い込んでいることも少なくありません。

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本人だけでなく周りの人も苦しむ境界性パーソナリティ障害の特徴

境界性パーソナリティ障害のもうひとつの特徴は、本人だけでなく家族や友人、職場の同僚なども苦しんだり、巻き込まれてしまう点です。

本人は、衝動的な感情や行動を自分でコントロールできずに苦しみ、自傷行為をしたり、依存症のような問題行動が生じてしまうことも少なくありません。

また、家族や恋人、友人、職場のまわりの人も、境界性パーソナリティ障害の激しさや不安定さに振り回されてしまい、問題に巻き込まれて苦しむことも多いのです。

境界性パーソナリティ障害の主な症状(DSM-4-TR)

【①感情コントロールの障害】
・人に見捨てられることに不安を感じ、なりふりかわまず行動する。(何十回も電話したりメールする)
・激しい怒りを自分でコントロールできない。(ちょっとしたことで激しく急に怒り出す)
・情緒不安定で感情がコロコロ変わる。(急に不機嫌になったりイライラする)

【②行動コントロールの障害】
・自殺企図や自傷行為。(今すぐ来てくれないと死ぬ、と電話やメールをする)
・自分の体を傷つける衝動的な行動をする(アルコール依存や薬物乱用、性行為や無茶食いなど)

【③対人関係の障害】
・ストレスが強くなると、妄想や思い込み、解離症状が出る。
・いつも空虚感を感じている(生きている実感が持てない、むなしい)
・自己同一性障害(自分がどういう人間かイメージが持てない)
・対人関係でトラブルが多い。

◆この記事は、日本の医学者、精神科医。帝京大学医学部教授の林直樹先生執筆・監修「よくわかる境界性パーソナリティ障害(主婦の友社)」の内容を元に、心理カウンセラーが記事編集をしています。

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